とけないこおり

好きなものへの気持ちを素直に

絵心のないオタクによるハガキ活動(前編:きっかけや気の持ち方)

このブログを読んで欲しい方

>>タレントの応援の一環でハガキを送付してみたいものの「送ったことがない初心者で…」「何を書いていいのかわからない」「絵が描けないからタグで投稿されているような大層なものは無理」こんなことを思ったことがある方

 

好きなタレントがTVや雑誌等の媒体にのった時にお礼を伝えたり、起用のお願いなど要望を送る際にファンはメール以外にハガキを使うことがあるのですが、各グループごとのタグをつけてTwitterに投稿しています。例えばジャニーズJr.「7MEN侍」関連のハガキについているものは「#セブンメンハガキ」で、これをみるといろんな人がいろんなハガキを書いて送付していることがわかります。

 

こういったハガキの有用さはあらゆるグループのファンの方が様々なブログやツイートで語られていますが、そもそもハガキを書きたくてもハードルが高いと感じる層がいるように見受けられたので、書く理由と初心者がまずそろえるとよいもの、簡単な構成や内容等についてブログを書くことにしました。こちらの前編では、ハガキを書く時の気持ちの在り方や、無理なく継続するために大切なことなど、個人的に書いていて思うことをつらつらと書いているので、書き方や文房具の話は後編をご覧いただけると嬉しいです。

 

■初心者でも大丈夫!

私自身ハガキを始めたのは2021年夏以降のひよっこです。応援しているグループのメンバーが「ファンの力を貸してほしい」という明確な意思表示をしてくれたことをきっかけに、ファン側の「追い風を生み出そう」という機運が高まった時期に、冒頭のタグやハガキという思いの伝え方を知り、それから書けるときに書きたいものについて書くようになりました。

 

元々私自身SnowManが好きなので「#スノ担ハガキ部(SnowManのファンのハガキタグ)」の存在は知っていました。でも自分が送らなくても仕事がもらえる子達だし(ファンの母数が多いので送る人も多く、事務所が仕事を与えてくれるデビュー初期)、イラストは描けないのでたいしたものはつくれないだろうし、参加しようという気持ちは特に感じていませんでした*1

裏を返せば、「自分も送った方がいいかな」「イラストかけなくてもできるんだ」という気持ちに切り替わって、そして何より「ハガキ書いてみたら楽しいじゃん!」と思えたことで参加、継続できているのかなと思います。

7MEN侍は2021年に仕事の場をより増やしましたが、彼らが目指している通過点や、個々人のやりたいことを叶えるには「声」を届けることが追い風になりうる、と個人的に思っています。現に本人たちが、公式ブログをはじめとした各媒体でそういった”協力”を求めてきている以上、趣旨をふまえた上でルールと節度を守れば、媒体そのものや赤の他人に迷惑がかかる行為ではないと考えられます。アイドルが商売的なものと切っても切り離せない以上、端的に行ってしまえば「この人を出したら喜んで買う、見る層がいるよ!」という需要を伝えることも大切になるためです。

もちろん願っても送っても業界の事情や順番待ち、影響力のある人の裁量で叶わないことのほうが多いことは認識していますが、少なくとも彼らが活躍したい媒体や分野に種をまくことができる、その一助にはなるのかなと思っています。

※「声」を伝えるにはもちろん各媒体のメールフォームから文章を送るのも手段の一つです。ただしハガキは切手代や書く労力がかかることに加え、各媒体の責任者層には手書きのものがささりやすいということも言われているため、書きたいと思った媒体には積極的にハガキを活用するのも手です☺ 

そして何より、タグを見ていると意外と書き方は様々で、イラストが描けなくてもアイテムで工夫をすれば応援ハガキは書ける!ということもわかりました。やってみるとタグに普段投稿している人たちがいいねしてくれてちょっと嬉しくなり、よりやる気が出てだいぶ意欲喚起につながっています…やっぱり人間褒められるのは嬉しいもんね(^ω^)←♡もらうと毎回こんな顔になるひと

 

■応援ハガキを書いてみるうえで大切なこと

・全部書かなきゃ!と思わない(送らない、送れない媒体があってもいい)

買わない雑誌や繰り返し見る気が起きないYouTubeがあるように、送らない雑誌があってもいいのです。というか、書きたいから書けばいいものであって、無理をすると続きません。人間趣味でもノルマがあると義務になってしまうので…買ったら書かなきゃって思考になると雑誌買うこと自体がしんどくなり悪循環ですよね。

私はハガキを書く優先度をはっきり決めているタイプです。あと本来の生活を優先する!ハガキの優先度は変動することもありますが大体こんな感じです↓

初登場の番組や雑誌、動画の提供>テレビ番組≧普段は掲載されない女性誌などへの掲載、ステージ雑誌>表紙やピンナップがついたドル誌>他Jrと一緒に掲載されている雑誌>アイドル雑誌(いわゆる5大誌)

他のグループも載っていて比較される可能性もあるからこそ、ドル誌に要望を示すのも大切なので、この順番は考え方がわかれるところだと思います(人それぞれでよい部分ですが、自分の手を付けやすい順番がみえてくるとやりやすいですね)。なお紙媒体で買ったときは、付属の読者アンケートを出すようにはしています◎

 

・自分たちのおかげだと思いあがらない(個人的に一番大事だと思っています)

誌面で取り上げられたとしても、本人から言及があったとしても。自分の中でより応援をするための燃料にするにとどめたほうがいいんだろうな、というのが私の考えです。仮にやった分の成果が得られなかったときに怒りの矛先を推しに向けないためにも、私たちのおかげと自分から思わないようにしなきゃなと意識しています。これはあくまでも、推しのためになるだろうと解釈したファンが勝手にやっていることなのだから、と。

 

ここまで書いてきましたが、最後に一点。私自身、他と比較した評価のためにタグツイをするだとか、無理やり再生回数を伸ばすということを好みません。「ファンは盲目にならず、良いものは良い、好まないものは好まないという芯を持って応援していたい」と考えているからです。ハガキを書くことについても人それぞれの考え方があり、送る量や頻度、そもそも書くことそのものを良しとするかどうかも応援スタンスによって異なると思います。このブログでは書かないといけないんだという強制をしたいのではなく、何かできないかなと思っている方がその手段の一つとしてハガキを書く、そのハードルを低くすることを目的として書きました。

 

私自身めちゃくちゃレベルの高いハガキを書けるわけではないのですが、初めに買ったものを次の記事で紹介します。後編へ続く~

*1:誰かやってるし…っていうフリーライダー現象もあるかも