社会人になってニキビ大量発生して心がご臨終していた私が、あらゆるアイテムを駆使してニキビ撲滅した話を聞いてくれ
学生時代の私は手抜きスキンケアでも肌がきれいだったし、美容には無頓着。でも、環境の変化で絶望的な量のニキビが顔面にできるように…。ハトムギ化粧水とニベアクリームだけで美肌をキープしている会社の同期を見て、なんでこっちはこんなにお金かけて努力してるのにこんな汚い肌なのって、正直苦い気持ちになったこともある。
このブログを書くまでにニキビ撲滅にかかった時間は4年近く。社会人になって今までと違うところにできるようになったとか、皮膚科にいってもだめだったとか…そういった方の参考になればと思い、書くことにした。
結論は「大人ニキビはとにかく保湿と修復!正攻法が効かないなら剥がしすぎず内側の問題に目を向けよ!」です。
めんどくさい人は「◆無理して剥がすの、もうやめた」から読んでネ
- ◆私とニキビ(〜社会人一年目)
- ◆大人ニキビ、あらわる(社会人二年目まで)
- ◆初めての異動、ニキビおばけ爆誕(社会人三年目)
- ◆無理して剥がすの、もうやめた(社会人四年目)
- ◆友達の助言とオーバーシーなスキンケア
- ◆まとめ
◆私とニキビ(〜社会人一年目)
ニキビは憎たらしい。
大事なときに限ってあらわれたり、数ある毛穴の中からなんでそこ?!?!という場所を選んであらわれやがる。
もしかしたらほとんどの人は、この感情を中高生時代に経験していて、クレアラシルやらアクネスにお世話になって、知らない間に落ち着いていて…といった具合なのかもしれない。
私は違った。というか、ありがたいことに学生時代ニキビに悩まなかった。それこそ、受験期から大学一年生の時期にはストレスや環境の変化でおでこにニキビが群生したことはあったけど、「髪の毛をあげる(ポンパドールにする)」「皮膚科にいって塗り薬を処方される(ダラシンという抗菌剤とピーリング効果のあるもの…名前忘れた)」でこちらもすっかり治っていた。面倒くさがりな性格と興味のなさから化粧をせず大学に行っていたため肌負担もなく、すっぴんで街に出ても個人的に抵抗はなく、就活メイクのためにいったコスメカウンターのBAさんにはお肌を褒められたくらい(お世辞だったかもしれないが…)。
肌悩みといったら冬に乾燥しやすいくらいだった私が、ニキビに長いこと苦しめられるようになったのは、就職してからのこと。
◆大人ニキビ、あらわる(社会人二年目まで)
入社してしばらく経った頃…一年目の秋頃、口周りやこめかみにニキビができるようになって、赤色では終わらず黄色い膿が溜まるようになって、おさまってもシミのような跡が残るようになった。たまにとか毎月とかじゃなく、治っては別のところ、また別のところといった具合に闘いが終わらないのだ。
このときは、(ああ、大学のときにできたおでこニキビみたいなもんかな)と思って、評判のいい皮膚科に行って薬を処方してもらっていた。
ディフェリンゲルやデュアック配合ゲル(ピーリング系)、ビタミン剤、カミショウヨウサン(漢方)、ほんとにひどいときに抗菌剤。雑な言い方をすると、剥がして整えていくといったもの。
それでも一向に良くならず、跡も消えずに増えていく一方。そのときに色々検索していたら、どうやら口周りにできるニキビは「大人ニキビ」と言われていると知る。治療法や使われる塗り薬は変わらないことも書いてあったため、気長に向き合うことなんだなと思って漫然と治療を続けていた。
(原因ははっきりとはわからないけれど、生活環境の変化からくるストレスがホルモンバランスの乱れ、ターンオーバー乱れにつながっていたものと思われる)
―このころのスキンケア
大学時代に使っていた化粧水と乳液では対応できなくなっていたため、せっかくならと「大人ニキビ スキンケア」で検索して出てくるものを使うことにした。調べて出てきたのは
オルビスCLEAR、ルナメア、ビーグレン、ファンケルアクネケア、プロアクティブ、といったところ✏️
この中で迷って、金額とか商品の紹介ページを読んだりなどして、ルナメアを使うことに。使い心地はさっぱりめで心地よく、最初の数カ月はニキビ減ったように思ったけれど、撲滅とまではいかず…(この話を皮膚科医の先生にしたら、そういう成分が薬の効果を阻害すると言われて逆に怒られてしまい、やる気を削がれたのは、また別の話 高い化粧品も勧められたし…(効果はあるんだろうけど入社1.2年目が買うにはしんどいものがあった))
―このころのメイク
オフィスづとめではなく、お客様に会う部署でもなかったので、日焼け止めにベビーパウダーとか、花粉の時期はアレルバリアのBBにお粉とか、とにかく薄化粧に!
◆初めての異動、ニキビおばけ爆誕(社会人三年目)
入社して数年立って、都会に引っ越すことになった。業務内容もかかるストレスも変わって、残業も増えた。その結果(?)、ニキビが頬にとどまらず顔中にできるようになってしまった。
※汚顔写真注意※
…やばくない???(変態白タイツ加減が)でもこれよりもっとひどくなるから。あと半年後。読者が知るのは2分後。
…毎日鏡見るたびに外出たくなかったし、この上に化粧のせたところで全てが無駄。絶望の極み。
(顔の造形はいい方ではないから、肌の綺麗さだけが自慢だったのに、肌が汚かったら私の顔面に存在価値ないじゃん。)と思うレヴェル。マイナス思考甚だしかったし、もはや顔全体が膿。
(なんならこの写真よりひどいときあったけど、ショック過ぎて撮影してなかったっぽい→2/29追記 発見したので追加しました)
このときも新しく皮膚科にいって、これまで治療してきたが良くならないことを話すも、基本方針は変わらず。
ベピオゲル、ビタミン剤、清上防風湯(漢方)を処方されるが、あまり変化なし。このころはきれいな肌エリアがどんどん蝕まれていって、顔のほとんどがニキビかニキビ跡という状態だった。そのうえ冬や花粉症の時期になると、乾燥が悪化したりヒリヒリしたりといいことなし。ヘパリン系の保湿剤を頂いて使うも、復調せず治療が続かなかった。
(原因は、これまた生活環境の変化からくるストレス、ホルモンバランスの乱れ。課内の人とあわなくて心が弱っていたのと、残業が多くて生活リズムも栄養バランスも乱れたことと思われる)
―このころのスキンケア
引き続きルナメアを使っていたが、母親に勧められプロアクティブにも手を出す。が、変わらず…
―このころのメイク
オフィスづとめ、お客様に会うことも増えたので塗らないわけにいかない。悩んだ挙げ句、肌に優しそうなオーガニックコスメ(MiMCやナチュラグラッセなど)に手を出すも、(負担はないが)基礎がガタガタなのでメイクも落ちやすく効果を発揮できない状態。モヤモヤ…
◆無理して剥がすの、もうやめた(社会人四年目)
異動してから半年〜一年くらい経って、この皮膚科の薬が良くないんじゃないかとうっっっっっすら思い始めた。痛いし、めっちゃ痛いし、スキンケアでさえしみるし、そもそも大人ニキビは乾燥が原因なのに余計乾燥してるし。
ストレスと乾燥と花粉でトリプルパンチ、最もひどかったときの写真がこちら。
拡大していいよ…つらすぎて蝶ネクタイ描いたわ なんにもならんわ まじでボッコボコだし赤いの通り越して血だしどうした?!?!何があった???となるこの…うん…
そんな、ニキビに悩み始めて3年になろうとしていた私がふと考えたことは次の3つ
①皮膚科の薬はきっぱりやめる
②アトピーや乾燥肌の人向けのスキンケアの要素を取り入れる
③肌を甘やかしすぎないように、たまに手抜きする
①は、文字通り。ただピーリング要素が全くなくなるのも不安だったので、1、2週に一回の使用と決めてこちらの製品を使用。
界隈では有名なピーリングジェル。ピーリングと言っても、剥がすものがなければポロポロしてこないので、やりすぎることがなく使い心地も優しいのがポイント高い。
②は、大人ニキビの原因である乾燥にアプローチできるセラミドに注目することに。使ったものはETVOSのスキンケアライン!BAさんがすごく丁寧に、共感して接客してくださって、私の悩みと足りていない商品をバランスよく選んでくださいました。その日は「家に帰るまでの肌の変化を見て感じて、テスターも使用されてからまたいらしてください」とのことだったので(この発言自社製品への自信と愛着を感じるのでとても好き)、しっかり効果を感じた上で後日ラインでお買い上げ〜🎉
アロマの香りが心地よい❤逆に苦手な人は注意かな…
・アクネVCローション(薬用)
肌悩み=ニキビにアプローチする化粧水。さっぱりめの使い心地でありつつも、しっかり肌の内側に入り込んでいくのできちんと肌に貯水される☺しみたりもしない!
・モイスチュアライジングセラム
これを肌に塗布したときの、手のひらへの吸いつき加減が段違い!!!!翌朝もどことなくふっくらしたような…これがセラミドさんの力なのか…と変化に驚いたアイテム。思い返せばBAさんも「どれか一個無人島に持っていくならこれです」って言ってた
・バランシングVCクリアスポッツ
ニキビができそうなところ、できやすいところに少しずつ塗布。できても悪化しにくくなりました☺
あと、母親の同僚の方がニキビ肌から脱却した時に使っていたとのことで、ナリス化粧品のアクネグランを勧めてもらったのでこちらも使用。
https://www.naris-online.jp/shop/g/g1G02000/
乾燥している時期やお手入れ面倒なときはこっちにしてた!しっとり系のアクアミルク…これ一本で化粧水と乳液が合体。塗ったあとは肌が手のひらに吸い付く感じに。こちらも今までと違って、表面だけでなくちゃんと肌に入っていく感じが◎
何よりエトヴォスの製品を2本揃えるよりも安い値段で乳液の段階まで済ませられるので、学生さんとか定期購入で疲れた人、オーガニック系の香りが苦手な人にはこちらがオススメ!冬場はクリームと併用しようね💡
③は、化粧水も乳液も美容液もな〜〜〜んにも塗らずに、寝るとき用の塗るマスクを塗るだけの日を一週間に一回くらい作るようにしてみた!手抜きできるしその分寝れるし肌の調子は上がるしで一石三鳥☺
使ったのはキールズのスキンディフェンスマスク。こちら現在は販売終了してて、販売員さんに聞いたけれど復活の予定はないとのことで…まあ廃盤ってやつなんすけどぉ…初めてだよこんな感情…希望がねえよお…これから肌のどうすりゃいいんだよお…エッグエッグ…(何かいい代替案知ってる方教えて下さい)
このマスク、シュレック並の緑加減とパクチーや柑橘系のエキス、こってりテクスチャーで翌朝のお肌を上向き調子にする天才だったんだ…遺言代わりにおいとくね…
◆友達の助言とオーバーシーなスキンケア
ニキビに悩みはじめて3年ほど経過しようとしていたとき、大学の同窓会があった。ついでに他の同級生にも会おうと思って、久しぶりに(卒業以来)めちゃめちゃ可愛くて性格も好きすぎる友人に連絡をとってお茶することに。
その時、(この子ならいい方法しってるんじゃ?!?!)と思ってニキビに関する紆余曲折を話したら、「化粧品会社の友達がいいって言ってたアイテム」と「使っていてよかったアイテム」を教えてくれた。女神か。
まず、化粧品会社の友達がいいって言ってたアイテム、これは松山油脂の保湿美容液。松山油脂…?って思うかもしれないが、シンプルなパッケージで大きめのドラッグストアやロフト、東急ハンズに取り扱いがある。Leaf&Botanicsとかパッケージ見たらわかるかも。
なんとこれにも!セラミドが!入っている!!!!匂い(not香り)が独特なので苦手な人は苦手かもだが、翌朝肌が満たされたのかハリが出て、頬の毛穴も小さくなった☺乾燥も感じにくく✨その割にテクスチャはべったりしないので使いやすい
そして、友人本人が使っていてよかったと言っていたのが、ネイチャーコンクの拭き取り化粧水。
オードムーゲもいいとは聞くけれど、私にはアルコールがきつすぎて顔に赤みが出やすくなってしまい、続かないのが悩みでもあった。アルコール不使用のこちらはそんな私にどストライクだった。
テクスチャもとろみがあり、値段も高くないためたっぷり使えるから、ケチってコットンでこすって逆効果…ということも少ない。
先ほどのスキンケアにこの2つを加えたことで、基本のスキンケアに加えて「ゆるやかに余分なものだけ取り除く」(キュアのピーリング、ネイチャーコンクの拭き取り化粧水)ステップと、「肌の基礎力を上げるセラミドをしっかり入れ込む」(エトヴォスのセラム、松山油脂の美容液)という要素が確固たるものに。このスキンケアに変えてから(後述する要因も相まって)だんだんニキビができづらくなっていった気がする。
また、韓国旅行帰りの友人から、韓国コスメの世界を教えてもらい、スキンケアの広い世界を感じたのもこの時期。アマゾンよりもQoo10で買うほうが安いことが多いかな(なのでリンクは貼らない)。特に個人的なオススメは…
・ニキビパッチ
とにかくいろんな種類があるけど、治りが早くなるのと無意識に触りにくくなるのがいいところ。ホントはこれも色々試したい
・シカ系のスキンケア
シカ?🦌…???って思いそうだけれど植物のエキスの名前から来ているだけで、カタツムリエキスみたいにシカの角が入ってるとかそういうのではない!
有名どころはDr.Jartのシカペアクリーム。肌を補修しつつ肌の力をあげるシロモノ。同じラインのシカペアリカバークリームは塗布すると肌色に変化するので、BBクリーム代わりに使用している。崩れやすさはあるけれど肌負担はなく、ベースがシカペアクリームなので日中もスキンケア感覚でいられるのが良い。
ドクタージャルト以外でも、センテリアン24とかVTのシカラインも有名かな。ニキビ跡撲滅のために、引き続きお世話になります❤
・パック
medihealの青色(保湿系)と、シカ系(肌修復)のマスクがおすすめ!肌がとぅるんとぅるんになったり、生理前や季節の変わり目ののゆらぎを支えてくれる強い味方!
ニキビ跡撲滅ブログも書く予定なんだけど、シカ系スキンケアだけでなく美白アイテムも韓国コスメにお世話になっているので、いろんなものを引き続きチェックしていきたいな〜♪
◆まさかの原因?発覚
スキンケアを変えて、ゆるやか〜にニキビのできる数は減っていった。同時期に性格の合わない同僚も異動して、それも理由だったのかもしれない。
そんな私は、時間のなさにかまけてここ1年以上乱れた生活を送っていた。クレンジングせずに寝るとか(ほんとこれは老化するからやめたほうがいい)、睡眠とれないとか、電気つけっぱなしで寝るとか…それ以外にも2つ、調子の悪い場所があった。
ひとつは、調子が悪いというより、慢性的な便秘。生理前なんて溜めに溜め込むので勘弁して頂きたい。それを少しでも出しやすく、毒出ししたくて食べたり飲んだりしたのは
・キウイ🥝:便が柔らかくなる、出しやすく。ヨーグルトと一緒に食べる🐮
・しそエキス:毒出しエキス。私は実家から送られてきた…笑 夏は炭酸割にして毎朝飲んで、冬はお湯割りに🍵
・毎朝爽快:母に勧められて飲む。ヤクルトが合う人、ミルミルが合う人色々いると思うけど、合わないなあって人はこれもおすすめ。未開封で常温保存できるのもありがたい。
このあたりは私にあっていたようで、続けてるモノたちでもある✏️
もう一つは、鼻!ある日エアコンでガッサガサになって粘膜が死亡したので耳鼻科に行ったら、そもそも副鼻腔炎になってるね〜と先生に言われる。ふ、ふくびくうえん…?それって、ち、ちくのうってやつでは…ウウェ…ショック…
でもこれ、鼻が死んでるなあと思って様子見てた一週間、とにかく頭痛がひどかったんだけれど、処置してもらった(膿とってもらった)瞬間に脳に酸素が送り込まれて、(あーーーーこれは詰まってましたね!!!!)と認めざるを得なかった。で、その治療の一環として処方されたのが抗生物質。
そしたら、まさかの展開が起こる。
元々ぜーーーんぜんニキビが治らず、毛穴もかっぴらいてたのが鼻の横(鼻そのものではなくて、目頭の下あたり)。
参考に…ここね
ここにあったにっくきニキビたちが急速に減って、しかも毛穴も閉じたのである…
薬のおかげか膿とったおかげかは定かではないものの、少なくとも副鼻腔炎の症状が鼻横のニキビとして表出していた…と私は思っている…顔は身体の写し鏡なんだなあ…(とおいめ
ちなみに今は抗生物質飲んでないけどキープできてるので、薬に頼ってニキビ撲滅し続けてるわけではないよ!
◆まとめ
さて、このようにいきあたりばったりにとにかく色々試した結果、苦節4年、どうなったかというと…
・当初と現在
・最もひどかった時と現在
(♪大改造!劇的ビフォーアフターのテーマが流れる)
ちなみにこの記事で使った写真は全部、スマホのカメラで室内撮影、無加工。
確かに小さいニキビ?吹き出物?はポツポツできていたり、拡大すると肌のザラつきが目立ったりということはあるけれど、この圧倒的違い!!!!努力してよかった!!!!!(血涙)
※2/29追記
ニキビ跡どうだったっけなあと遡ってたら一番ひどいときの写真見つかったから追加してみたー!ほんとによくここまで持ち直したよ!!!!
色々書いたけれど、皮膚科を否定したいわけでは全くなくて、まずはニキビを作らない生活をして、怪しいなと思ったら専用のスキンケアを使う、でいいと思ってる。ただ、治りが悪いなあと言う場合は皮膚科に行ったほうがいいし、大抵の人はそこで肌が良くなっていくはず。今回の私のケアはレアケースだろうなと思いつつ、それでもだめだって人…剥がしすぎになってしまって逆に荒れている人の突破口として、乾燥肌のケアをすること(セラミド)、過剰なケア(剥がす、スキンケアを重ねる)を見直すこと、身体の内側の問題に目を向けることを提案してみた!
ニキビに関しては何やってもだめだ…と心が疲れている人にこそ、この記事の内容を勧めたいです。
※あくまでも大人ニキビに特化してるので、思春期ニキビの子は参考にしないほうがいい。
※私が使用した感想、効果なので、効かなかったと言っているものも効果がないわけではないことに注意。
みんなのお肌がきれいに元気に自立しますように☺
ニキビ跡撲滅の軌跡、脱ニキビ後のスキンケアやメイクもまた別記事でかけるように頑張ろうっと💪